第7回奈良尚武館杯

年度最後の尚武館杯。
中学生の部では染田こうちゃんが女の子ながら２度目の優勝。３年生の西口和希くんと引き分けた以外は全て勝つという見事な成績でした。強可愛いとはこのことか・・・？(笑)　準優勝には山邉ゆうとくんが入り、実力があるだけにちょっと悔しい結果でした。これまで常勝であった西口かずきくんはさすがに最後の受験勉強で稽古もできず、最後を優勝で飾ることはできませんでした。しかし今後は近大付属高校で力を発揮してくれることでしょう。
小学生の部は竹中ひなちゃんが前回優勝のため中学生の部に回っているので、またまた松尾みうちゃんが優勝。1週間前の総当たりでは勝てなかったのに商品がかかると急にスイッチが入り勝ちだすという性格のようだ(笑)。準優勝は後木ことちゃん。すっごい伸びてきているけれどもいまいち勝ち切れていない。今後が楽しみ。第三位は松尾みくちゃん。５年生の中では一番正しい基本を身につけているだけに、彼女も今後楽しみだ。ベスト３に男の子が入っていないのが気になる。これも時代の流れか。
小学生低学年の部では加藤はるとくんが初優勝。低学年では一番きれいな剣道をしていながら体が一番小さいこともありこれまでは勝てていなかっただけに、本人はうれしかったことでしょう。ただ、前回優勝の竹中ひろきくんが高学年の部にまわっていたので、今後は低学年のなかで一番になれるかどうか、期待大です。準優勝はこれまでずっと優勝していた後木はづきちゃん。たった１本の差だけに悔しかったことでしょう。第三位は山口はるひとくん。安定して入賞しています。体が比較的大きいだけに、これからどんどん力を発揮してくれそうです。
今回もコロナルールでの試合だっただけに息苦しい面もある中、みんなよく頑張りました。これから暑くなってきてマスクがどのように影響するのか心配ではありますが、試合を見る限り、マスク慣れしてきているように見受けられました。