![120729[5] 120729[5]](http://www.shoubukan.com/wp-content/gallery/20120729_chutairen/thumbs/thumbs_120729[5].jpg)









奈良尚武館は24年間、天野秀治(剣道教士七段)が館長として指導をしてまいりましたが、この度令和3年3月1日をもって指導体制を一新し、天野秀治は名誉職として退き、後進に運営を全面移譲することとなりましたので、謹んでご報告申し上げます。
◆館長 垣内加奈子(旧姓:天野) 剣道錬士六段
経歴:日吉ヶ丘高校→大阪教育大→大阪教育大大学院→中学校教員
戦歴:インターハイ個人3位・団体3年連続出場、西日本学生優勝、関西学生優勝、全日本学生出場
国体出場・都道府県出場・全日本女子選手権出場・教職員大会出場 等
◆監督 後木孝哉 剣道錬士六段
経歴:東海大四高→国際武道大→社会人→高校教員
戦歴:インターハイ出場・国体出場・全日本学生個人・団体出場・都道府県出場
教職員大会出場・第1期選抜特別訓練講習会(骨太) 等
◆ヘッドコーチ 松尾信宏 剣道四段
経歴:山形商業高→関西大学→消防署員 SASUKE本戦出場経験ありのマッチョ
◆コーチ 加藤大介 剣道四段
経歴:岡山興譲館高校→JR→ハウスメーカー
◆コーチ 西口修平
◆コーチ 山邉陸斗
【ご挨拶】
昭和59年3月、立命館大学卒業後東京勤務を経て、その秋に関西に戻り自分の育った奈良尚武館にて指導を始めました。当時は指導者が手薄なのに対し子ども達の数は100人を超えており、少年剣道人口全盛時代でした。その数年後には館長となり、子ども達を連れて全国に遠征を繰り返し、中には全国レベルで突出した結果を出す選手も排出することができました。また、私の方針として大学卒業後まで見据えた進学の指導をした結果、多くの子ども達において、保護者のみなさんにも満足していただける実績や進路を獲得してもらえたと思います。その間、私をご指導してくださった先生方は数知れず、衷心から感謝の気持ちでいっぱいです。今後は新しい体制となりますが、引き続き奈良尚武館の指導者へのご鞭撻、および子ども達へのご指導を賜れば幸甚でございます。
私は先進的な稽古方法を常に考えながらも厳しさを忘れずに指導してきましたが、自身の会社経営による多忙さや市議会議員への転身、長期病気療養離脱など、様々な形で道場のみなさんにも迷惑をかけました。それでも最後までついてきてくれた子ども達、保護者の皆様に対しても感謝の気持ちでいっぱいです。
これまで私とかかわってくださった先生方、道場のみなさん、24年間という長い間のおつきあい、本当にありがとうございました。
令和3年3月1日 前・奈良尚武館長 天野秀治